
「業務システムを外注したいが、相場がわからない」 「以前見積もりを取ったら、100万円以上と言われて驚いた」
そんな声を、システム化を検討する中小企業のご担当者から数多くいただきます。
業務システムの開発にかかる費用に関する情報は少なく、見積もりをもらっても、その金額が妥当なのか、高く請求されていないのか、判断に迷う方は少なくありません。
そこで本記事では、Excel/VBAに専門特化した開発会社であるセルネッツが、業務システム開発を依頼する際の費用相場、個人・開発会社・マッチングサイトという依頼先の違い、そして外注費を安く抑える具体的な方法までを解説。業務システムを100万円以下で作る現実的な選択肢についても紹介します。
読み終える頃には、「自社の規模なら、どこに・いくらで・どう頼むのが妥当か」を自分で判断できるようになっているはずです。
その業務システム、100万円以下で作れるかもしれません
- 見積もりを取ったら100万円を超えていて、そこから話が進んでいない
- 部署ごとにExcelが分かれていて、集計のたびに手作業でまとめている
- 作った担当者が辞めたら、もう誰も中身を触れなくなる
そのお悩み、いま使っているExcelを土台にした業務システム開発で解決できます。Excel専門のシステム開発会社『セルネッツ』なら、在庫・勤怠・販売管理から帳票の自動作成まで、ExcelマクロとVBAで構築。専用データベースを前提にしないため、お見積りの約8割が100万円以下に収まっています。納品時にVBAのソースを完全公開するので、将来の内製化や他社への乗り換えも自由です。
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業務システム開発を依頼する費用相場【手法・規模別】
ここでは、業務システム開発の費用相場について、以下3つの視点で解説します。
| 項目 | 概要 |
| 開発手法別の相場 | パッケージかスクラッチかで金額が桁違いに変わる |
| システム種別の相場 | 基幹・業務支援・Webで費用感が異なる |
| 費用の決まり方 | 大半が人件費。計算式を知ると妥当性を判断できる |
それぞれ詳しく見ていきましょう。
開発手法別の費用相場|パッケージとスクラッチ
業務システム開発の費用は、どの手法で作るかによって大きく変わります。一般的な相場は次のとおりです。
| 開発手法 | 概要 | 費用相場の目安 |
| ツール導入 | 既存ツールをそのまま使う | 10万円前後〜 |
| カスタマイズ開発 | 既存ツールを自社向けに調整 | 50万〜300万円程度 |
| スクラッチ開発 | ゼロから独自に作る | 300万円〜数千万円 |
費用の幅がこれほど広いのは、「どこまで自社専用に作り込むか」で値段が桁違いに変わるためです。
パッケージのまま業務を回せるか、業務に合わせて作り込むかの見極めが、予算規模を決める最初の分かれ道になるでしょう。
システム種別ごとの費用感|基幹・業務支援・Web
作るシステムの種類によっても、開発費用の相場は変わります。参考として、需要の高いシステムごとの費用相場は、以下のとおりです。
| システム種別 | 費用相場の目安 |
| 業務系(在庫・勤怠・販売管理など) | 300万〜1,000万円前後 |
| 基幹系(会計・人事・生産などの統合) | 1,000万円以上(統合規模による) |
| Web系システム | 60万〜500万円前後 |
ただし、これはあくまで「一定規模以上のシステムを作り込む場合」の数字です。
小規模で用途を絞ったツールであれば、この相場よりも大きく費用を抑えられるケースがあります。
詳しくは、「大型開発の前に|Excel+VBAという第3の選択肢」で解説します。
費用の内訳と決まり方|人件費が6〜8割を占める
システム開発の費用は、その大半が人件費です。一般的に、全体の約6〜8割を人件費が占めるともいわれています。
そして、人件費は次の式で計算されるのが基本です。
- 開発費用 = 人月単価 × 投入人数 × 開発期間(月)
人月単価とは、エンジニア1人が1か月稼働した場合の費用を指します。たとえば、人月単価100万円のエンジニア3人が4か月開発すると、人件費は「100万円 × 3人 × 4か月 = 1,200万円」となります。
つまり、投入する人数と期間が増えるほど費用は膨らみます。逆にいえば、少人数・短期間で作れる範囲に収めれば、費用は大きく下げられるということです。
見積書を見るときは、「なぜこの人数・この期間が必要なのか」を確認することが、妥当性を見抜く第一歩になります。
開発費用の内訳や計算方法をもっと詳しく知りたい方は、料金についてのページもあわせてご覧ください。
なぜ業務システム開発は高額になりやすいのか
業務システム開発の見積もりを依頼したとき、「費用が思ったより高かった」と感じる方は少なくありません。
業務システム開発が高額になりやすいのには、以下のような構造的な理由があります。
- 「フルスクラッチありき」「データベースありき」の発想
- 多重下請け構造による中間マージン
- オーバースペックな提案という落とし穴
それぞれ詳しく見ていきましょう。
「フルスクラッチ」「データベースありき」の発想がコストを押し上げる
システム開発と聞くと、専用のデータベースを構築し、ゼロからプログラムを組み上げるイメージを持つ方が多いかもしれません。
しかし、この「大掛かりに作る前提」こそが、費用を押し上げる大きな要因です。
セルネッツの経験では、本格的なデータベースを安易に導入すると、ベンダーへの依存が強まり、運用コストが継続的に増え続けるケースが少なくありません。
本来、システムは課題を解決するための手段です。目的に対してオーバーな作り込みは、初期費用だけでなく、その後のランニングコストまで膨らませてしまう点に注意しましょう。
多重下請け構造と中間マージン
大手や中堅の開発会社に依頼した場合、実際の開発を子会社や関連会社、さらに下請けの会社が担当するケースがあります。この仕組みも、開発コストが高額になりやすい要因のひとつです。
さらに、一次請けの開発会社は二次請けの会社に委託することを前提に見積もりを出しているため、委託する分の利幅が見積もりに上乗せされている可能性があります。
つまり、「人月単価が相場より高い=質が高い」とは必ずしも言い切れないのです。
オーバースペックな提案という落とし穴
必要以上の機能まで開発に盛り込まれてしまうケースが多いのも、費用が高額になりやすい理由のひとつです。
「せっかく作るなら、あの機能もこの機能も」と要望を足していくと、そのたびに費用が積み上がります。
本当に必要な機能に絞り込めているか。この視点を持つだけで、支払う金額は大きく変わってきます。
業務システム開発の依頼先3種類|個人・開発会社・マッチングサイト
業務システムの依頼先は、大きく以下3つに分けられます。それぞれ費用や体制、向いているケースが異なります。
| 依頼先 | 費用感 | 品質・体制 | 保守 | 向くケース |
| 個人(フリーランス) | 抑えやすい | 個人の力量に依存 | 不安定になりがち | 小規模・単発 |
| 開発会社 | 高めになりやすい | 体制が安定 | 手厚い | 中〜大規模 |
| マッチングサイト | 比較で相場がわかる | 出品者による | 出品者による | 相見積もり |
順番に見ていきましょう。
個人(フリーランス)に依頼する
システム開発会社などの組織に属さず、個人で仕事を請け負うのがフリーランスです。
最大のメリットは、コストを抑えやすい点です。開発会社に依頼すると担当する人数が増える分だけ人件費もかかりますが、フリーランスなら人件費は1人分で済みます。人によっては、企業に任せるよりコミュニケーションが取りやすい点も魅力です。
一方で、注意すべきデメリットもあります。1人で開発を進めるため、病気やケガがあると開発が止まってしまいます。また、開発者が別の仕事に移ったり連絡が取れなくなったりすると、その後の修正やアップデートが滞るリスクがあります。
セキュリティ対策が個人の知識に依存する点にも注意が必要です。
システム開発会社に依頼する
システム開発会社に依頼する場合、複数人のチームで開発を進めるため、体制や保守が安定しやすいのが強みです。担当者が1人抜けてもプロジェクトが止まりにくく、長期の運用にも向いています。
反面、人月単価 × 人数で費用が計算されるため、金額は高くなりやすい傾向があります。
また、大手ほど多重下請けの構造になっている場合があり、その分のマージンも上乗せされやすい傾向にあることを覚えておきましょう。
マッチングサイト・一括見積もりで探す
依頼先が決まっていない場合、マッチングサイトや一括見積もりサービスの活用も選択肢です。
複数社から相見積もりを取れるため、依頼したいシステムの相場感がつかめます。予算や開発期間を伝えておくと、条件に合う会社を紹介してくれるサービスもあります。
近年は、海外の開発拠点を使うオフショア開発を比較対象として提示されることも増えています。
依頼先は「安さ」だけで選ばないほうがよい理由
依頼先を選ぶとき、単価の安さだけで判断すると思わぬ落とし穴があります。
たとえば、オフショア開発は、エンジニアの単価そのものは国内より安く抑えられます。しかし、言語の壁や時差、仕様を正確に伝えるためのやり取りといった、見積書には表れない裏コストが発生しがちです。
仕様の伝達がうまくいかず、手戻りが増えれば、結果的に割高になることもあります。
そのため、安さの数字だけでなく、「トータルでいくらかかり、どれだけ手間がかかるか」で判断することをおすすめします。
業務システム開発を安く依頼する5つの方法
業務システムの費用相場と依頼先がわかったところで、外注費を現実的に抑える方法を紹介します。
| 方法 | 期待できる効果 |
| 要件を明確にしてから依頼する | 手戻りによる費用増を防ぐ |
| 段階的に作る(フェーズ開発) | 初期費用を抑える |
| 相見積もりを取る | 妥当な金額を見極める |
| 既存の資産を活かす | 開発範囲を減らす |
| 補助金を活用する | 実質負担を軽くする |
それぞれ詳しく見ていきましょう。
要件を明確にしてから依頼する
費用を最も大きく左右するのが、要件の明確さです。
たとえば、「とりあえず作り始めて、走りながら決める」という進め方では、業務システムでは最も高くつきます。
要件が曖昧なまま着手すると、開発の途中で「やっぱりこうしたい」という仕様変更が頻発し、すでに作った部分の修正が必要になります。この手戻りによって、費用が2倍以上に膨らむこともあるのです。
依頼前に「誰が、どんな業務で、何をしたいか」を整理しておくだけで、打ち合わせや修正の工数を減らせます。
最初から完璧を目指さず、段階的に作る
課題が多いときほど、一気にすべてを解決しようとしないことが大切です。
セルネッツでは、負荷の高い業務から優先順位をつけて開発する「段階的フェーズ開発」をおすすめしています。まず使える範囲で作り、運用しながら必要な機能を足していく進め方です。
実際の開発現場でも、第1フェーズを終えた時点で、当初考えていた第2フェーズの要件が変わることは珍しくありません。
実際、最初から完璧を目指さず、段階を分けたほうが、トータルコストが抑えられるケースも多いです。
相見積もりで妥当性を確かめる
同じシステムを作る場合でも、会社によって見積もり金額は大きく異なります。
複数社から見積もりを取ることで、依頼したいシステムの相場が見え、金額の妥当性を判断しやすくなります。
セルネッツでも相見積もりは歓迎していますので、ぜひ他社と比較したうえでご検討ください。
Excelなどの既存の資産を活かす
システムを新しく一から作るのではなく、今ある資産を活かすことも有効な節約策です。
たとえば、すでに使っているExcelファイルや業務フローをベースにできれば、開発する範囲そのものを減らせます。
ゼロから作り直すよりも費用を抑えられ、担当者にとっても使い慣れた形で運用を続けやすいのもメリットです。
補助金を活用する
システム導入の費用負担は、補助金を活用することで軽減できる可能性があります。
中小企業庁の2024年版中小企業白書によると、中小企業がDXを進めるうえでの課題として「費用の負担が大きい」「DXを推進する人材が足りない」が多く挙げられています。国もこうした課題に対し、デジタル化・AI導入補助金2026などの支援策でデジタル投資を後押ししています。
補助対象となるのは、原則として事務局に登録されたITツールです。個別開発が対象になるとは限らないため、公式サイトやIT導入支援事業者に確認しましょう。
大型開発の前に|Excel+VBAという第3の選択肢
ここまで、システム開発の依頼先として「個人」と「開発会社」を比較してきました。しかし、依頼先を決める前に検討したいのが、現在使用しているExcelを活かして業務システムを構築する方法です。
ここからは、Excel+VBAという第3の選択肢について、以下4つの視点で解説します。
- 大型開発が本当に必要かを見極めるポイント
- Excel/VBAで業務システムを作るメリット
- Excel開発のデメリットと解決策
- 料金の目安と業種別の開発事例
それぞれ詳しく見ていきましょう。
フルスクラッチ・大型パッケージが本当に必要か見極める
システム化を検討すると、「本格的なシステムを導入しなければならない」と考えてしまいがちです。しかし、本来の目的はシステムを導入することではなく、業務上の課題を解決することではないでしょうか。
セルネッツでは、システムを課題解決の手段の一つと捉え、費用対効果を重視しています。ご相談内容によっては、新たなシステムを開発せず、業務フローを見直すだけで課題を解決できる場合もあります。
私たちが目指しているのは、システムを開発するだけの会社ではなく、お客様と一緒に適切な解決策を考える業務改善のパートナーです。
まずは「本当に大がかりなシステムが必要なのか」を見極めることが、過剰な投資を防ぐための第一歩となります。
Excel/VBAで作る業務システムのメリット
多くの企業ですでに利用されているExcelは、業務システムの土台としても活用できます。VBAというプログラミング言語を組み合わせれば、Excel上で動作する実用的な業務システムを構築可能です。
Excel/VBA開発には、次のようなメリットがあります。
- 既存の資産を活かせる:現在使用しているExcelをベースにできるため、業務の進め方を大きく変えずに導入できる
- 操作を覚えやすい:使い慣れたExcel上で動作するため、担当者の学習負担を抑えやすい
- 追加のシステム利用料を抑えられる:Excelを利用できる環境があれば、専用システムやデータベースのライセンス費用を抑えられる
- 開発工数を削減できる:Excelの標準機能を活用することで、ゼロから構築する部分を減らせる
こうした特徴により、セルネッツが提示する見積もりの約8割は、100万円(税別)以下に収まっています。
正直に伝える|Excel開発のデメリットと解決策
Excel/VBAは幅広い業務に活用できますが、すべてのシステムに適しているわけではありません。導入後のミスマッチを防ぐためにも、苦手な領域をあらかじめ把握しておくことが大切です。
| 苦手なこと・対応できないこと | 補足・解決策 |
| Mac環境での利用 | 原則としてWindows環境での利用を推奨 |
| スマートフォンアプリの開発 | PCでの利用が基本 |
| Webシステムの構築 | インターネット上で公開するシステムには不向き |
| 大人数による同時更新 | 外部データベースとの連携により、複数人で利用できる構成にすることが可能 |
| 大量データの保存・高速処理 | Excel単体では処理性能や行数に制約がある。外部データベースとの連携で対応できる場合がある |
とくに複数人での利用や大量データの処理については、外部データベースを組み合わせることで対応できる場合があります。
必要な機能や利用人数によって適した構成は異なるため、まずは現在の業務がExcel開発に向いているかを確認することをおすすめします。
料金の目安と業種別の開発費例
Excel/VBAによる開発費は、入出力するデータの数や処理内容、必要な機能によって異なります。セルネッツの参考プランと、業種別の開発費の目安は次のとおりです。
【参考プラン】
| プラン | 価格(税別) | 内容の目安 | 納期 |
| A | 8万円〜 | 入力1点→出力1点(データ変換など) | 2日 |
| B | 12万円〜 | 入力2点→出力1点(集計レポートなど) | 8日〜 |
| C | 20万円〜 | 入力3点→出力3点(複数形式の変換) | 20日〜 |
| D | 30万円〜 | 入力5点→出力3点(簡易システム) | 30日〜 |
【業種別の開発費の目安】
| 業種 | システム例 | 費用目安(税別) |
| 運輸・物流業 | トラック配車管理 | 40万〜60万円 |
| ホテル・旅館 | 部屋清掃・手配管理 | 30万〜40万円 |
| 税理士・会計事務所 | 会計データCSV作成 | 20万〜30万円 |
| 病院・介護施設 | 夜勤シフト管理 | 40万〜50万円 |
| 人材派遣業 | 勤怠管理(労働基準監督署への提出対応) | 60万〜80万円 |
| 全業種 | 既存マクロの改修・保守 | 10万〜15万円 |
上記はいずれも、100万円以内での開発を想定した参考料金です。ご依頼の多い価格帯は20万〜40万円程度で、比較的小規模なツールであれば8万〜10万円程度から開発できます。
より具体的な活用例を知りたい方は、実現できることやExcelの限界・できることをご覧ください。
「自社の業務をシステム化すると、どのくらいの費用がかかるのか知りたい」という方は、低料金でのマクロ開発相談からお気軽にご相談いただけます。
業務システム開発の依頼で失敗しない選び方【チェックリスト】
業務システム開発の依頼先を選ぶとき、金額以外にも確認しておきたい観点があります。具体的には、次の4点をチェックしましょう。
| チェック観点 | 確認するポイント |
| 実績 | 自社の業界・業務の開発経験があるか |
| 窓口体制 | 相談する相手と作る人が近いか |
| 保守・保証 | 納品後のサポート条件が明確か |
| 見積りの透明性 | 金額の根拠を説明できるか |
自社の業界・業務の開発実績があるか
開発会社ごとに得意分野は異なります。自社の業界や、依頼したい種類のシステムの開発実績が豊富な会社を選ぶと安心です。
たとえば、会計まわりのツールなら、簿記や会計の知識がある開発者かどうかで仕上がりが変わります。業務そのものを理解しているかは、実績を見れば判断できます。
窓口と開発者が近いか
意外と見落とされがちなのが、相談する窓口と実際に開発する人が近いかどうかです。
営業担当を介して要望を伝えると、開発者に届くまでに認識がずれる「伝言ゲーム」が起きがちです。
セルネッツでは窓口と開発者が同じため、修正依頼のメールを送った10分後に修正版をお戻しすることも珍しくありません。
やり取りの速さは、そのまま開発期間と満足度に直結するため、しっかり確認しておきましょう。
保守・保証・ソース公開の条件を確認する
依頼先を選ぶ際は、保守・保証・ソース公開の条件を確認することも大切です。納品して終わりではなく、その後の条件も必ず確認しましょう。
チェックすべき項目の例は、以下のとおりです。
- 品質保証:納品後の保証期間はあるか(弊社は1年間、無条件で対応)
- ソースの公開:プログラムのソースを受け取れるか(弊社は完全公開・著作権譲渡)
- ライセンス料:利用人数が増えたときの追加費用はあるか(弊社は不要)
- バージョン依存:ExcelやOSの更新で改修が必要にならないか
特にソースが公開されるかは重要です。ソースを受け取れれば、将来的に他社への乗り換えや自社での内製化も可能になり、1社に縛られずに済みます。
見積りが「なぜその金額か」説明できるか
最後に、見積もりの根拠を説明してもらえるかを確認しましょう。
システム開発費の妥当性を判断するうえでは、人月単価や必要な人数・期間が重要な確認項目になります。
「なぜこの機能にこの金額がかかるのか」「なぜこの人数・期間が必要なのか」を尋ねたとき、明確に答えられる会社は信頼できます。逆に曖昧な回答しか返ってこない場合は、見積もりの精度そのものを疑ったほうがよいでしょう。
業務システム開発の依頼の流れ
業務システム開発の依頼の流れは、概ね以下のとおりです。
- 相談・ヒアリング
- 見積もり提示
- 発注
- 開発・確認の反復
- 納品・検収
相談〜ヒアリング〜見積り
まずは現状の課題や要望を伝えるヒアリングから始まります。
このとき、RFP(提案依頼書)を用意しておくと精度が上がります。RFPとは、開発の目的・イメージ・予算・期間などをまとめた書類のことです。RFPがあると、複数社から同じ条件で相見積もりを取れるため、比較がしやすくなります。
ただし、要望がまだ固まっていなくても問題ありません。相談ベースで課題を整理しながら進めてくれる依頼先もあります。
発注〜開発〜納品〜検収
内容と見積もりに納得できたら正式に発注します。
開発中は、いきなり完成品が出てくるわけではありません。まず画面イメージを確認し、評価と修正を繰り返しながら形にしていきます。
この工程で細かな要望を反映できるため、認識のズレを防げます。完成した成果物が納品された後は、発注者が動作や仕様を確認します。
検収で問題がなければ、受領・完了です。
依頼の具体的な進め方は、ご依頼の流れのページで詳しく紹介していますので、あわせて参考にしてください。
業務システム開発の依頼事例|100万円以下でどこまでできるか
「本当に100万円以下でまともなシステムが作れるのか」と感じた方もいるはずです。そこでここからは、セルネッツが実際に担当した事例を2つ紹介します。
| 事例 | 課題 | 費用 | 期間 | 主な成果 |
| 売上計画データ集計ツール | 集計に1〜2日 | 約60〜70万円 | 約6か月 | 半日に短縮 |
| 会計ソフト用CSV変換 | ソフト間の連携なし | 約25万円 | 約3週間 | ワンクリック変換 |
売上計画データ集計ツールの事例
ある化学メーカーでは、世界各地の拠点から集まる膨大な売上計画・実績データの集計に、毎回1〜2日かかっていました。
一括見積もりサイトで15社と面談したものの、多くが望む以上のスペックを提案し、毎月の固定費まで発生する内容で、開発費は150万〜300万円という提示でした。
そこでセルネッツにご相談いただき、「Excel集計ツールの簡易版」として、段階的フェーズ開発で約60万〜70万円で実現しました。
成果として、レポート作成が1〜2日から半日に短縮。商品名などの表記ゆれを自動で統一する機能により集計が円滑になり、為替換算もボタン一つで行えるようになりました。作業時間が「考える時間」に変わったと評価いただいています。
【事例詳細】この事例のお客様の声
会計ソフト用CSV変換ツールの事例
あるサービス業の企業では、新しく導入した会計ソフトに、既存ソフトのデータをCSV形式で取り込む必要がありました。
ネット検索で3社に見積もりを依頼したところ、納期が1か月未満と短かったため、他の2社は納期を理由に辞退。セルネッツは同種の実績が豊富だったため即答でお引き受けし、約3週間・約25万円で納品しました。
納品したツールは、膨大なデータから会計ソフトに必要な列だけをワンクリックで書き換え、列の並び順は可変設定で仕様変更にも柔軟に対応できる仕組みです。会計ソフト案件の実績があり、簿記や会計を理解していたことが、スムーズな仕上がりにつながりました。
【事例詳細】この事例のお客様の声
業務システム開発の依頼に関するよくある質問
最後に、依頼前によくいただく質問をまとめます。
最低いくらから依頼できますか?
軽微なツール作成であれば、8万〜10万円程度から依頼できます。最も多い価格帯は20万〜40万円です。入力・出力の点数や難易度によって変動します。
なぜ100万円以下で作れるのですか?
代表が直接設計し、独自のVBA標準テンプレート(型)をベースに構築しているためです。この仕組みにより、高度なエンジニアの人件費を抑えられます。加えて完全自社開発で中間マージンが発生しないことも、低価格の理由です。
Excelのバージョンが変わると改修が必要ですか?
いいえ。セルネッツではOSやExcelのバージョンが変わっても、追加や改修なしで最新版を使い続けられるように設計しています。
利用人数が増えたら追加ライセンス料はかかりますか?
いいえ。専用データベースを使わないため、システムの利用ライセンス料は一切不要で、利用人数の制限もありません。
まだ要望が固まっていなくても相談できますか?
はい。「何をお願いしたいか整理できていない」という段階でも問題ありません。60分無料のカウンセリングで、要望をお聞きしながら課題を整理します。他社の見積もりが妥当か確認するセカンドオピニオンとしてもご利用いただけます。
まとめ|業務システムの依頼は「相場を知り、身の丈に合った依頼先を選ぶ」
業務システム開発の依頼について、費用相場から選び方までを整理しました。要点は次のとおりです。
- 費用相場は手法・規模で大きく変わり、大半が人件費で決まる
- 依頼先は個人・開発会社・マッチングサイトの3種類。安さだけで選ぶと裏コストに注意
- 要件の明確化・段階開発・相見積もり・既存資産の活用・補助金で費用は抑えられる
- 大型開発の前に、今あるExcelを活かす「第3の選択肢」も検討する価値がある
- 選ぶときは実績・窓口体制・保守条件・見積りの透明性を確認する
大切なのは、立派なシステムを導入することではなく、自社の課題を解決することです。システムはあくまで手段にすぎません。身の丈に合った依頼先を選べば、業務システム開発は決して手の届かないものではありません。
まずは自社の課題がいくらで解決できそうか、確かめることから始めてみてください。
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- お電話(03-5941-9130/平日9:00〜18:00)では、代表が直接ご相談に対応します
「この見積もり、妥当ですか?」だけでもご相談ください
- 提示された金額がオーバースペックかどうか判断できない
- 人月単価も人数も、なぜその数字なのか説明してもらえない
- まずは負担の大きい業務だけ、小さく始めたい
セルネッツはExcel専門のシステム開発会社です。データ変換や集計レポートなら8万円〜、入力フォームを備えた簡易システムでも30万円〜が目安。窓口と開発者が同じなので伝言ゲームが起きず、納入から1年間は無条件で動作・品質を保証します。Excelに向かない要件は正直にお伝えしたうえで、最適な進め方をご提案します。
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